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Wi-Fiの英語はパスワードを聞く1文で足ります|ホテルとカフェで通じる言い方と、繋がらないときに伝える言葉を並べ直しました

荷物を置いて椅子に座り、スマホを開いた瞬間に、画面の上の扇のマークが消えていることに気づく。

海外に着いて最初に困るのは、たいていこれです。

地図も、予約のメールも、翻訳アプリも、繋がっていないと動きません。

目の前にはカフェの店員がいて、壁にはたぶんパスワードが貼ってあります。

それなのに、聞くための一言が出てこない。

Wi-Fiの英語がむずかしく感じるのは、単語を知らないからではありません。

パスワードを指す語が、国や店によって passcode だったり access code だったり network key だったりして、聞こえた瞬間に「別の話をされた」と感じてしまうからです。

この記事では、まず Wi-Fi という語そのものがどこから来たのかを確かめます。

そのうえで、カフェ・ホテル・空港のそれぞれで何を言えばいいのか、繋がらなかったときに何と伝えればいいのかを、起きる順番に並べ直します。

語義の個数は、Wiktionary の英語の項目を1つずつ開いて数えました。取得日はすべて2026年9月17日です。

Wi-Fiという名前の由来、SSIDの決まり、ログイン画面(captive portal)の仕組みは Wikipedia の英語版の該当ページ、公共Wi-Fiの安全については米国の連邦取引委員会(FTC)が消費者向けに出しているページの原文に当たっています。

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Wi-Fiの英語は「What’s the Wi-Fi password?」の1文で足ります|先に結論

先に結論です。

Wi-Fiの英語は、最初の1文さえ決めておけば、あとは相手が紙を指さすか、番号を言うか、画面を見せてくれます。

その1文がこれです。

What’s the Wi-Fi password?

「Wi-Fiのパスワードは何ですか」という意味です。

もう少しやわらかくしたいときは、頭に一言足します。

Excuse me, could I have the Wi-Fi password, please?

「すみません、Wi-Fiのパスワードをいただけますか」です。

そもそもWi-Fiがあるかどうかから確かめたいときは、こちらです。

Is there Wi-Fi here?

「ここ、Wi-Fiはありますか」=この2文だけで、用件の9割は片づきます。

あとは、相手が出してきた文字列を入力するだけです。

繋がるまでにやることは、5つしかありません

カフェでもホテルでも空港でも、こちら側の手順は5つで固定です。

①Wi-Fiがあるか聞く ②ネットワーク名を確かめる ③パスワードをもらう ④ログイン画面に答える ⑤繋がらなければ症状を伝える。

この5つの並びを先に入れておくと、相手の英語が聞き取れなくても「今はたぶん④だな」と当たりが付きます。

英語の力よりも、この見取り図のほうが先に役に立ちます。

以下、順番に見ていきます。

Wi-Fiの英語の前に、Wi-Fiという語そのものの話|1999年に作られた名前です

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

Wi-Fi は、英語の単語ではありません。

Wikipedia の英語版 Wi-Fi のページを2026年9月17日に開いて読んだところ、この名前は1999年にブランド会社の Interbrand が作ったものだと書かれていました。

依頼した側の言葉も、そのまま引かれています。

a little catchier than IEEE 802.11b Direct Sequence

「IEEE 802.11b Direct Sequence よりも、もう少し覚えやすいもの」=元の規格名が長すぎたので、呼びやすい名前を発注した、という話です。

では、Wi-Fi は wireless fidelity(ワイヤレス・フィデリティ)の略なのか。

同じページには、それは定まっていないと書かれています。

名前ができたあとに The Standard for Wireless Fidelity という広告の文句が短い期間だけ使われたこと、Hi-Fi に音が似ていて「品質が高そうに聞こえる」ことも名前を選んだ理由の一部だったこと、この2つが並べて書かれています。

つまり、意味から作った略語ではなく、音から作った商品名です。だから辞書を引いても語源にたどり着けません。

Wi-Fi が商標であることも、同じページに書かれています。

Wi-Fi is a trademark of the Wi-Fi Alliance, which restricts the use of the term “Wi-Fi Certified” to products that successfully complete interoperability certification testing.

「Wi-Fi は Wi-Fi Alliance の商標であり、Wi-Fi Certified という語は、相互接続の認証試験に合格した製品にしか使えない」です。

「ワイファイ」と言っても通じにくいことがあります

日本語では「ワイファイ」と平たく読みます。

英語では、Wi が「ワイ」、Fi が「ファイ」で、後ろの Fi のほうに口が開きます。

「ワイファイ」と平たく1つの塊で言うより、Wi と Fi を2拍に分けて言ったほうが、聞き取ってもらえる確率は上がります。

それでも伝わらなければ、語を替えてしまう手があります。

Is there internet here?

「ここ、インターネットはありますか」です。

スマホの設定画面のWi-Fiの一覧を開いて見せるだけでも、たいてい話は通じます。

Wi-Fiの英語でpasswordが通じないときの言い換え|passcodeとaccess codeとnetwork key

パスワードを指す語は、1つではありません。

まず password そのものを、Wiktionary の英語の項目で確かめました。

英語の名詞としての語義は、2つでした。

passwordの語義 辞書の書き方
軍事・警備の合言葉 a word relayed to a person to gain admittance to a place or to gain access to information
コンピューターの暗証 a string of characters used to log in to a computer or network, to access a level in a video game, and so on

同じページの語源の欄には、合言葉のほうの意味が先にあり、それが暗証の意味のもとになったと書かれています。

原文はこうです。

The sentry-passing sense predates the cryptographic sense and was its inspiration.

「歩哨を通り抜けるための意味のほうが古く、暗号の意味はそこから生まれた」です。

pass(通る)+ word(言葉)=「通るための言葉」が、そのまま形に残っています。

そして2つめの語義に注目してください。a string of characters=「文字の並び」であって、意味のある単語とは限りません。

壁に貼ってあるのが単語ではなく、数字と記号の羅列でも、それが password です。

では、店員が別の語で返してきたときはどうするか。

相手が使う語 読み方 指しているもの
password パスワード いちばん広く通じる言い方
passcode パスコード 数字だけのことが多い
access code アクセスコード ホテル・空港でよく出る
network key ネットワークキー パソコンの設定画面に出る呼び方
Wi-Fi code ワイファイコード カフェの口頭でよく出る短い形
login details ログインディテールズ IDとパスワードの組で渡されるとき

どれが返ってきても、指しているものは同じ「入力する文字列」です。語が変わっただけで、話は変わっていません。

聞き返すときは、語を並べて確かめてしまいます。

Sorry, the access code — is that the Wi-Fi password?

「すみません、そのアクセスコードというのは、Wi-Fiのパスワードのことですか」です。

聞き取れた語を、そのまま自分の言葉で言い直して確かめる。これが、旅先でいちばん使う型です。

文字列を聞き取るための、3つの1文

口頭でパスワードを言われると、まず聞き取れません。

英字と数字が混ざっていて、大文字と小文字の区別まであるからです。

そこで、この3つを順番に出します。

困っていること 言う英語 意味
書いてほしい Could you write it down, please? 書いていただけますか
一文字ずつ言ってほしい Could you spell that, please? つづりを言っていただけますか
大文字か小文字か Is that a capital B or a small b? 大文字のBですか、小文字のbですか

大文字は capital letter、小文字は small letter または lowercase です。uppercase と lowercase の組で言う人もいます。

数字の1と英字のlとIは、画面でも紙でも見分けがつきません。

Is that the number one or the letter L?

「それは数字の1ですか、それともLの文字ですか」です。

記号の名前も、いくつか押さえておくと速く終わります。

記号 英語での呼び方
– hyphen / dash
_ underscore
. dot
@ at sign
# hash(米では pound sign とも)
! exclamation mark

スペースが入っているかどうかも、けっこう大事です。Is there a space?(スペースは入りますか)と1回聞いておくと安心です。

ネットワーク名のWi-Fi英語|network nameとSSIDは同じものを指します

スマホのWi-Fi一覧に並ぶ、あの名前のことです。

英語では network name と言います。

機械の画面では、同じものが SSID と表示されることがあります。

Wikipedia の英語版 Service set(802.11 network)のページを2026年9月17日に開いたところ、こう書かれていました。

The service set identifier (SSID) defines or extends a service set. Normally it is broadcast in the clear by stations in beacon packets to announce the presence of a network and seen by users as a wireless network name.

「SSIDはサービスセットを定義または拡張するもので、通常はビーコンで平文のまま送信され、利用者にはワイヤレスのネットワーク名として見える」です。

利用者に見える形が network name、その中身の呼び名が SSID。同じものの、表と裏です。

同じページには、長さの決まりも書かれていました。

SSIDは0から32オクテットの長さを取れる、とあります。

32文字までしか入らないので、店の名前が長いと途中で切られたり、略されたりします。一覧に出ている名前が店の看板と違っていても、それだけで別の店とは限りません。

BSSID という語も、同じページに出てきます。

こちらは48ビットのラベルで、機械を1台ずつ見分けるための番号だと書かれています。

利用者が入力することはまずないので、画面に出ていても気にしなくて構いません。

どれを選べばいいのか分からないときは、これを聞きます。

Which network should I choose?

「どのネットワークを選べばいいですか」です。

似た名前が2つ並んでいるときは、画面を見せながら聞いてしまいます。

There are two with the same name. Which one is yours?

「同じ名前のものが2つあります。お店のはどちらですか」=ここを確かめておくと、よそのネットワークに入ろうとして繋がらない、という遠回りを避けられます。

カフェのWi-Fi英語|「ありますか」「無料ですか」「何時間ですか」の3文

カフェは、いちばん短いやり取りで済む場所です。

レジで注文するときに、ついでに1文足すだけで終わります。

聞きたいこと 言う英語 意味
あるか Do you have Wi-Fi here? ここWi-Fiはありますか
パスワード What’s the Wi-Fi password? パスワードは何ですか
無料か Is the Wi-Fi free? Wi-Fiは無料ですか
時間制限 Is there a time limit? 時間制限はありますか
買わないと使えないか Do I need to buy something to use it? 何か買わないと使えませんか
レシートに載っているか Is the password on the receipt? パスワードはレシートに書いてありますか

free は「自由」ではなく「無料」の意味で使われます。Is it free? だけでも、Wi-Fiの話の流れなら料金の話だと伝わります。

レシートに印字されている店は、けっこうあります。

その場合、店員は紙を指さして一言だけ返してきます。

It’s on your receipt, at the bottom.

「レシートの下のほうに書いてあります」です。

receipt の発音は「レシート」ではなく「リシート」に近く、p は読みません。聞こえてこなくても、紙を差し出されたらこの語です。

時間制限がある店では、こう言われることがあります。

You get one hour free, then it asks you to log in again.

「1時間は無料で、そのあともう一度ログインを求められます」=制限がある店は、切れた時点で画面がまた出てくるだけなので、慌てなくて大丈夫です。

ホテルのWi-Fi英語|room numberとlast nameで入る形式があります

ホテルは、カフェとは形式が違います。

パスワードが1つあるのではなく、部屋番号と名字で入る作りのところがあります。

チェックインのときに、フロントでこう聞いておきます。

How do I connect to the Wi-Fi in my room?

「部屋でWi-Fiに繋ぐにはどうすればいいですか」です。

返ってくる答えは、だいたい3つの型のどれかです。

形式 相手が言う英語 やること
共通パスワード The password is on your key card. カードキーの台紙を見る
部屋番号と名字 Just enter your room number and last name. 画面に部屋番号と名字を入れる
パスワードなし It’s an open network. Just accept the terms. 同意ボタンを押すだけ

last name は名字、first name は下の名前です。予約した名前と1文字でも違うと入れないので、予約の画面をそのまま見ながら入力してください。

last name は、surname や family name と言われることもあります。

どれも同じ「名字」です。

予約した名前の表記が分からなくなったら、Which name did you book under?(どの名前で予約されていますか)と聞かれる前に、予約メールの画面を出しておくと早く済みます。

部屋でだけ繋がらないときは、場所を添えて伝えます。

The Wi-Fi works in the lobby, but not in my room.

「ロビーでは繋がるのですが、部屋では繋がりません」です。

「どこで繋がって、どこで繋がらないか」を先に言うと、相手は原因の当たりを付けやすくなります。これは英語の問題ではなく、伝え方の問題です。

有料のWi-Fiがあるホテルでは、速度の違う2本が用意されていることがあります。

Is the basic Wi-Fi free, or do I have to upgrade?

「基本のWi-Fiは無料ですか、それとも上のプランにする必要がありますか」です。

空港のWi-Fi英語とhotspot|hot spotの語義のどこにWi-Fiがあるのか

空港や駅の案内板には、hotspot という語が出てきます。

Wiktionary の hotspot のページを開くと、そこには定義が書かれていません。

hotspot は hot spot の別形だとだけ書かれていて、定義は hot spot のページに置かれています。

そこで hot spot のページを開いて数えました。

名詞の大きな語義は2つで、それぞれの下に細かい語義がぶら下がる形になっています。

hot spotの大きな語義 下にぶら下がっているもの
周りより温度や放射線量が高い場所 山火事の一部/地質のホットスポット/放射能汚染/光学の現象/動物の皮膚の炎症
活動や危険の度合いが高い場所 政情不安の地域/遊興の店/計算機の処理が詰まる箇所/画面上の反応する領域/Wi-Fiが使える場所/生物多様性の重点地域/変異が集中する遺伝子領域

Wi-Fiの意味は、2つめの大きな語義の下にある細かい語義の1つでしかありません。数のうえでは、はるかに少数派です。

その語義は、こう書かれています。

A location in which Wi-Fi Internet access is available.

「Wi-Fiのインターネット接続が使える場所」です。

もともとは「熱い点」で、そこから「何かが集中している場所」へ広がり、その端っこにWi-Fiが入っています。日本語の「ホットスポット」も、同じ広がり方をしています。

Wikipedia の英語版 Wi-Fi のページには、そのホットスポットがどこにあるかも書かれています。

public places such as coffee shops, restaurants, hotels, libraries, and airports

「カフェ、レストラン、ホテル、図書館、空港といった公共の場所」です。

同じページには、電波の届く距離の目安も書かれていました。

屋内でアクセスポイントから約20メートル、屋外では150メートルまで届くという主張もある、という書き方です。

つまり、繋がらない原因のかなりの部分は、単に遠いだけです。

空港で繋がらないときは、場所を変えてからもう一度試してみてください。

それでも駄目なら、近くの係員にこう聞きます。

Where’s the best place to get a signal around here?

「このあたりだと、どこがいちばん電波が入りますか」=signal(電波)という語を使うと、Wi-Fiでも携帯回線でも通じます。

ログイン画面が出たときのWi-Fi英語|captive portalの中で聞かれること

ネットワークを選んだのに、ブラウザを開くと知らない画面が出てくることがあります。

あの画面のことを、英語では captive portal と言います。

Wikipedia の英語版 Captive portal のページを2026年9月17日に開いたところ、冒頭にこう書かれていました。

A captive portal is a web page accessed with a web browser that is displayed to newly connected users of a Wi-Fi or wired network before they are granted broader access to network resources.

「キャプティブポータルとは、Wi-Fiや有線のネットワークに新しく繋いだ利用者に対し、ネットワークへの広い接続を許す前に表示されるウェブページのこと」です。

ここが大事です。Wi-Fiの一覧で繋がったように見えても、この画面を通るまでは繋がっていません。

「繋がっているのにネットが使えない」の正体は、たいていこれです。

同じページには、その画面で何を求められるかも並べられていました。

求められるもの 画面に出る英語
利用規約への同意 I agree to the terms and conditions
認証の情報 Username / Password
支払いの情報 Payment details
アンケートへの回答 Please complete this short survey
個人の情報 Email address / Mobile number
SNSでのログイン Continue with Facebook

ページには、こうした画面が販促の目的で使われ、利用者は個人情報と引き換えに接続を得ている、という指摘もそのまま書かれています。

画面が出てこないときは、繋いだあとに適当なページを開いてみます。

それでも出なければ、店の人にこう言います。

The login page doesn’t come up.

「ログイン画面が出てきません」です。

逆に、画面は出たけれど先へ進めないときは、こうです。

I’m stuck on the login page.

「ログイン画面から進めません」=stuck は「動けなくなっている」で、機械の話でも道の話でも使えます。

公共のWi-Fiは安全か|米国FTCが消費者向けに書いていること

見知らぬネットワークに繋ぐのは不安だ、という人は多いはずです。

米国の連邦取引委員会(FTC)が消費者向けに出しているページを2026年9月17日に開いて読みました。

そこには、こう書かれています。

Because of the widespread use of encryption, connecting through a public Wi-Fi network is usually safe.

「暗号化が広く使われるようになったため、公共のWi-Fiネットワークを通じた接続はたいていの場合は安全である」です。

そのうえで、確認のしかたも書かれています。

Look for a lock symbol or https in the address bar to the left of the website address

「アドレスバーの、サイトのアドレスの左にある鍵のマークか https を見てください」です。

同じページは、暗号化されていても、開いた先が人をだます目的で作られたサイトなら意味がないとも書いています。通信の途中が守られることと、届いた先が安全であることは、別の話だという指摘です。

ページが主に勧めているのは、強いパスワードを使うこと、2段階の認証を有効にすること、ソフトを更新しておくこと、あやしい手口を見分けることでした。

なお、ここに書いたのは米国の当局が消費者向けに出している内容で、2026年9月17日時点の掲載です。

繋がらないときのWi-Fi英語|connectの語義8個と、症状を伝える3文

ここからが本題かもしれません。

パスワードを教わったのに繋がらない、という場面です。

まず connect という語を、Wiktionary の英語の項目で数えました。

動詞としての語義は、8個ありました。

connectの語義が指しているもの 個数
物がくっつく・くっつけられる(自動詞) 2
打撃が狙った的に当たる 1
物と物をつなぐ(他動詞) 2
電気や電話の線を回路や網につなぐ 1
結びつけて考える・関連づける 1
乗り継ぐ(旅程の接続) 1

6番目の語義が、こう書かれています=To join an electrical or telephone line to a circuit or network(電気や電話の線を、回路またはネットワークにつなぐこと)。

Wi-Fiで使う connect は、この語義の延長にあります。

おもしろいのは、いちばん最後の語義です。乗り物の乗り継ぎも connect=空港の connecting flight(乗り継ぎ便)と、Wi-Fiの connect は同じ語です。

「線がつながる」という1つの絵が、機械にも旅程にも人間関係にも伸びている、と考えると覚えやすくなります。

では、繋がらないときの言い方です。

起きていること 言う英語 意味
そもそも繋がらない It won’t connect. 繋がってくれません
繋がるがすぐ切れる It keeps dropping. 何度も切れてしまいます
パスワードを弾かれる The password doesn’t work. パスワードが通りません
繋がっているのに使えない It says connected, but there’s no internet. 接続ずみと出るのに、ネットが使えません
とても遅い It’s really slow. とても遅いです
一覧に出てこない I can’t see the network on my phone. スマホにネットワークが出てきません

won’t は will not の短い形で、「〜しようとしない」という気持ちが入ります。It won’t connect. は「繋がってくれない」に近い言い方です。

drop は「落ちる」ですが、通信では「切れる」を指します。

keeps dropping の keep +(動詞のing)は「〜し続ける」=一度ではなく何度も起きている、と伝わる形です。

doesn’t work の work は「働く」ではなく「機能する」です。

機械でもパスワードでも薬でも、うまく作用しないときは work を否定します。

相手がやってくる対処と、そのときの英語

症状を伝えると、店の人はだいたい同じ手を試してきます。

相手が言ってくる英語 意味 やること
Try turning it off and on again. いったん切って入れ直してみてください Wi-Fiをオフにして戻す
Try forgetting the network first. いったんネットワークを削除してみてください 設定から「このネットワーク設定を削除」
We’ve just reset the router. ちょうどルーターを再起動したところです 少し待ってからもう一度
It might take a minute. 少し時間がかかるかもしれません 待つ
The password changed this morning. パスワードは今朝変わりました 新しいものをもらう
Are you on the guest network? ゲスト用のほうに繋いでいますか ネットワーク名を見直す

forget the network は「ネットワークを忘れる」=スマホに保存された設定を消すことです。日本語の設定画面では「このネットワーク設定を削除」と書かれています。

router の発音は、英国では「ルーター」、米国では「ラウター」に近くなります。

同じ語なのに音が違うので、聞こえた瞬間に別の単語だと思ってしまいがちです。ルーターの話をしているな、と当たりを付けておくと落ち着いて聞けます。

自分から試したことを伝えておくと、話が速く進みます。

I’ve already tried turning it off and on.

「もう切って入れ直すのは試しました」です。

相手が言ってくるWi-Fi英語と、聞き取れなかったときの逃げ方

こちらが話す英語より、相手から飛んでくる英語のほうが怖い、という人は多いはずです。

ただ、Wi-Fiの場面で言われることの種類は、そう多くありません。

相手が言ってくる英語 意味 こう返す
It’s on the wall over there. あちらの壁に貼ってあります Thank you, I’ll have a look.
It’s all lowercase. 全部小文字です All lowercase, got it.
No password needed. パスワードは要りません Oh, great. Thank you.
Just accept the terms. 規約に同意するだけです All right, thanks.
It’s the same as the name of the cafe. 店の名前と同じです Just the name? Thank you.
You’ll need to enter your email. メールアドレスの入力が要ります Okay, I see.
Sorry, it’s down at the moment. すみません、今は止まっています No problem. Thanks anyway.

it’s down は「落ちている」=機械やサービスが止まっていることを指します。店員が謝ってきたら、たいていこの話です。

聞き取れなかったときは、そのまま聞き返して構いません。

Sorry, could you say that again?

「すみません、もう一度言っていただけますか」です。

それでも分からなければ、書いてもらいます。

Could you write it down for me, please?

パスワードの話なら、これがいちばん早く片づきます。聞き取る勝負をやめて、紙に移してしまう作戦です。

スマホを差し出して、入力してもらう手もあります。

Would you mind typing it in for me?

「入力していただけませんか」=断られることもありますが、頼んで失礼になる言い方ではありません。

Wi-Fiの英語で避けたい言い方と、言い直しの形

言い方を1つ替えるだけで、相手の反応が変わります。

避けたい言い方 なぜ角が立つのか 言い直し
Wi-Fi! 単語だけだと要求に聞こえる Is there Wi-Fi here?
Password! 命令に近く聞こえる Could I have the password, please?
Your Wi-Fi is broken. 断定になり、話が止まる I’m having trouble connecting.
Why doesn’t it work? 理由を問い詰める形になる Do you know why it might not be working?
Fix it. 命令そのもの Is there anything I can try?
This is bad Wi-Fi. 店への評価になってしまう It’s a bit slow here. Is there a better spot?

要は、単語だけで投げないことです。Could I have 〜, please? の形にするだけで、要求が依頼に変わります。

繋がらないときも、機械を責めるのではなく、自分が困っていると言う形にします。

I’m having trouble connecting. Could you help me?

「接続がうまくいかなくて困っています。手伝っていただけますか」=この言い方だと、相手は「直す側」ではなく「一緒に見る側」になります。

それでも解決しないときの、引き際の一言も用意しておきます。

No problem. Thanks for trying.

「大丈夫です。見てくださってありがとうございます」です。

Wi-Fiの英語によくある質問

Wi-Fiは英語でそのまま「Wi-Fi」でいいのですか

そのままで通じます。

Wikipedia の英語版でも、1999年に作られた名前で、Wi-Fi Alliance の商標だと書かれていました。

世界中で同じ綴りと同じ呼び方が使われているので、言い換える必要はありません。発音だけ、Wi と Fi を2拍に分けて言ってみてください。

passwordとpasscodeは何が違いますか

店や機械による呼び分けで、指しているものは同じです。

Wiktionary の password の語義には、a string of characters(文字の並び)と書かれていて、数字だけでも文字列です。

passcode と言われたからといって、別のものを渡されたわけではありません。入力する欄は1つです。

「繋がっているのにネットが使えない」のはなぜですか

ログイン画面(captive portal)をまだ通っていない場合があります。

Wikipedia の Captive portal のページには、この画面は「ネットワークへの広い接続を許す前に表示される」と書かれています。

ブラウザで何かページを開いてみると、その画面が出てくることがあります。出てこないときは It says connected, but there’s no internet. と伝えてください。

ネットワーク名が店の名前と違います。繋いで大丈夫ですか

その場で店の人に確かめるのが、いちばん確実です。

SSIDは0から32オクテットまでという決まりがあるので、長い名前は略されていることがあります。

ただし、似た名前が並んでいるときは Which one is yours? と1回聞いてください。よそのネットワークに入ろうとして時間を使うのは、もったいない話です。

公共のWi-Fiでカードの番号を入れても平気ですか

米国のFTCのページは、暗号化が広く使われているため公共Wi-Fi経由の接続はたいてい安全だと書いています。

一方で、同じページは、開いた先が人をだます目的で作られたサイトなら、暗号化されていても意味がないとも書いています。

アドレスバーの鍵のマークとhttpsを見ること、開いているサイトが本物かどうかを見ること。当局が勧めているのは、この2つです。

パスワードを口頭で聞いても、どうしても聞き取れません

聞き取る勝負をやめてください。

Could you write it down for me, please? と1回、それで足りなければ Would you mind typing it in for me? と1回。

この2つを順番に出せば、たいていの場面はそこで終わります。英語の聞き取りの問題を、紙とスマホに肩代わりさせる考え方です。

この1文だけ覚えて帰ってください|Wi-Fiの英語のまとめ

最後に、持ち帰るものを1つだけにします。

What’s the Wi-Fi password?

これだけです。この1文が出れば、相手は紙を指さすか、文字列を言うか、画面を見せてくれます。

そのあとの流れも、もう一度並べておきます。

場面 言う英語 意味
あるか聞く Is there Wi-Fi here? ここWi-Fiはありますか
パスワードをもらう What’s the Wi-Fi password? パスワードは何ですか
無料か聞く Is the Wi-Fi free? 無料ですか
時間制限を聞く Is there a time limit? 時間制限はありますか
どれか聞く Which network should I choose? どのネットワークを選べばいいですか
書いてもらう Could you write it down for me, please? 書いていただけますか
繋がらない It won’t connect. 繋がってくれません
すぐ切れる It keeps dropping. 何度も切れてしまいます
パスワードが通らない The password doesn’t work. パスワードが通りません
繋がっているのに使えない It says connected, but there’s no internet. 接続ずみと出るのにネットが使えません

この10が言えれば、Wi-Fiで固まる場面はほとんど残りません。

英語がうまいかどうかではなく、何を聞けばいいかを知っているかどうかです。

順番を知っていれば、聞き取れなかった一言も、流れの中のどこかだと見当が付きます。

出典=Wiktionary|password/hotspot/hot spot/connect(いずれも2026年9月17日取得)

出典=Wikipedia|Wi-Fi/Captive portal/Service set (802.11 network)(いずれも2026年9月17日取得)

出典=Federal Trade Commission|Are Public Wi-Fi Networks Safe? What You Need To Know(2026年9月17日取得)

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