
朝食の英語で最初に口が止まるのは、ホテルのフロントで鍵を受け取った直後に「Breakfast is from seven.」とだけ言われる場面です。
日本語なら「朝食付きのプラン」で話が終わります。
ところが英語の予約画面には、Bed and breakfast と Room only が並び、その下に Half board と Full board が続きます。
フロントの「7時から」も、無料で食べられるという意味なのか、7時から営業しているという意味なのか、この一文だけでは決まりません。
食堂に降りると、今度は How would you like your eggs? と卵の焼き方を聞かれます。
料理の札には Black pudding と Kippers と書いてあり、プリンでも魚でもない何かを想像して手が止まります。
つまずく理由は単語の量ではなく、日本語の「朝食付き」が英語では料金の含み方で4つに割れていることです。
この記事では Cambridge Dictionary で63語を引き、見出し語のページに語義が並んだ54語の語義を1個ずつ数えました。
合計は198個でした。
残る9語は、room only・fried egg・full breakfast・room rate・B&B・pastries のように語義を数えられるページが取れなかったものと、scrambled・poached のように別の語の活用形のページに飛んだもの、boiled egg のように連語の欄にしか無かったものです。
そのうえで、英国食品基準庁(FSA)のアレルゲンの手引き、米国食品医薬品局(FDA)のビュッフェと卵と食物アレルギーの3ページ、英国のホテルチェーン Premier Inn の朝食のページという5つの原文を読みました。
出典として並べたのは、実際に開けたページだけです。
なお、この記事は食事や体調の助言をする記事ではなく、公的なページの文と数字をそのまま置いていきます。
朝食の英語は「Is breakfast included?」の1文|breakfastの語義より先に結論
結論から書きます。
Is breakfast included?
朝食は料金に含まれていますか、という意味です。
予約の電話でも、チェックインのフロントでも、食堂の入口でも、この一文をそのまま使えます。
含まれるかは included の1語で聞けます。
この1語だけで、朝食付きか・別料金か・無料かの3つを一度に確かめられます。
Yes と返ってきたら、そのまま食堂に降りれば足ります。
No と返ってきたら、値段を聞く一文に切り替えます。
How much is breakfast?
朝食はいくらですか、という意味になります。
時間と場所を知りたいときは、疑問詞だけを差し替えます。
What time is breakfast?
Where is breakfast served?
覚えるのが1つだけなら、いちばん上の Is breakfast included? にしてください。
理由は3つあります。
ひとつめは、include の例文としてホテルの部屋代の文が、そのまま辞書に載っていることです。
ふたつめは、Is 〜 included? の型が駐車場にも Wi-Fi にも使い回せることです。
みっつめは、bed and breakfast や half board のような宿の種類の語を言い当てなくて済むことです。
宿の種類を言い当てずに「含まれるか」だけを聞くのが、いちばん取り違えの少ない形になります。
朝食の英語でbreakfastだけでは足りない理由|Cambridgeが並べるbreakfastの語義3個
Cambridge Dictionary で breakfast を引くと、語義は3個しか並びません。
英英の学習者辞典に2個、米語の辞典に1個です。
英英側の1個目は「a meal eaten in the morning as the first meal of the day」で、朝に食べるその日最初の食事、という説明でした。
2個目は動詞の「to eat breakfast」で、米語側の1個は英英側の1個目と同じ文です。
語義が3個しかない breakfast は迷いの少ない語ですが、料金の話がひとつも入っていません。
英英側の例文は Breakfast is served in the dining room from 8.30 till 10.00. でした。
出る時間と場所の話だけで、払うかどうかには触れていません。
だから breakfast を何度言っても、料金の疑問は残ります。
似た語の brunch は語義が2個で、「a meal eaten in the late morning that is a combination of breakfast and lunch」です。
朝遅くに食べる、朝食と昼食を合わせた食事、という説明になります。
食堂を指す dining room も語義は2個で、英英側も米語側も「a room in which meals are eaten」の一行だけでした。
朝の食事は breakfast、昼と兼ねるなら brunch、食べる部屋は dining room で、この3語は取り違えが起きません。
朝食付きの英語|bed and breakfast・half board・full board・self-cateringの語義の数
朝食付きかどうかを決める語は、料理の名前ではなく宿の料金の形の名前です。
| 語 | 語義の数 | 含まれる食事 |
|---|---|---|
| bed and breakfast | 4個 | 部屋と朝食 |
| half board | 2個 | 朝食ともう1食 |
| full board | 2個 | すべての食事 |
| self-catering | 2個 | 食事なし(自炊) |
予約画面に並ぶ4語
bed and breakfast の英英側の1個は「a room to sleep in for the night and a morning meal, or a private house or small hotel offering this」です。
同じ1語が「料金の形」と「宿そのもの」の2つを指すのが、bed and breakfast の特徴です。
ビジネス英語の辞典では、この2つが別々の語義になっていて、合わせて4個になります。
略した b and b も語義は2個で、どちらも「abbreviation for bed and breakfast」でした。
half board は英英側が「breakfast and another meal either in the evening or in the middle of the day」で、朝食に夕食か昼食がもう1食付きます。
ビジネス英語側は「breakfast and an evening meal」で、もう1食を夕食に絞っていました。
full board は「all your meals are provided at the hotel」で、すべての食事が出る取り決めです。
self-catering は「having cooking facilities available so that you can cook meals for yourself」で、自分で料理できる設備がある、という意味になります。
self-catering は朝食なしの目印です。
料金に含まれるかを聞く3語
宿の種類の語を覚えなくても、料金に含まれるかを聞く語があれば話は進みます。
include の語義は4個で、英英側は「to contain something as a part of something else」でした。
米語側の例文は、そのまま The hotel room charge includes breakfast. でした。
英英側の例文の Tax and service are included in the bill. は、税とサービス料は請求に含まれる、という文です。
形容詞の included は語義が1個で、例文は The trip cost a total of £250, insurance included. でした。
inclusive は語義が8個で、1個目が料金の「込み」、2個目が「including the first and last date or number stated」です。
例文の I’ll be away from 20 to 31 May inclusive. は、両端の日を含めて不在にする、という日付の話でした。
inclusive は料金の込みと日付の両端込みの2つを持つので、朝食の話では included のほうが取り違えが起きません。
complimentary は語義が6個で、英英・米語・ビジネスの3つの辞典に2個ずつ並びます。
3つの辞典すべてで、1個目は「ほめる」意味でした。
無料の意味は2個目で、英英側は「If tickets, books, etc. are complimentary, they are given free, especially by a business.」です。
complimentary は無料の札なので、Complimentary breakfast は追加料金のない朝食と読みます。
朝食の英語でcontinentalとEnglishが割れる線|皿に載るものの違い
朝食付きと分かったあとに、もうひとつの割れ目が continental と English です。
continental を単独で引くと語義は3個で、2個目が「of or relating to Europe, especially western Europe, but not including Great Britain or Ireland」でした。
continental の2個目の語義は、英国とアイルランドを外した欧州大陸を指しています。
continental breakfast は語義が2個で、英英側が「a simple morning meal consisting of fruit juice, coffee, and bread with butter and jam」です。
米語側は「coffee or tea, bread or pastries, and a fruit or juice」で、どちらの辞典にも simple の1語が入っていました。
english breakfast は語義が1個で、「cooked food such as fried eggs, tomatoes, and bacon」からなる朝の食事です。
continental は火を使わない簡単な朝食、English は火を通した料理の朝食という線が、定義文の中で引かれています。
full english breakfast も語義は1個で、卵、ベーコン、ソーセージに、たいていトマト、マッシュルーム、baked beans、black pudding が付く並びでした。
その皿に載る語を、ひとつずつ引きました。
| 語 | 語義の数 | 定義の要点 |
|---|---|---|
| bacon | 4個 | 豚の背や脇の肉(2個は成句) |
| sausage | 2個 | 刻んだ肉と香辛料の腸詰め |
| baked beans | 1個 | トマトソースで煮た豆 |
| black pudding | 1個 | 豚の血と脂と穀物の腸詰め |
| hash browns | 2個 | 刻んだじゃがいもを平らにして焼く |
| kipper | 1個 | 塩と煙で保存したニシン |
| fry-up | 1個 | 焼いた肉・卵・野菜の食事 |
bacon の4個のうち2個は、ビジネス英語の辞典の bring home the bacon(生活費を稼ぐ)という成句でした。
black pudding は「a type of sausage, usually very dark in colour, that is made from pig’s blood, fat, and grain」です。
名前に pudding と付いていても、甘い菓子ではなく豚の血で作る黒い腸詰めです。
baked beans には「In the UK, these are usually sold in tins」という一文まで定義の中に入っていました。
朝食会場の英語|breakfast is servedの読み方と時間の聞き方
フロントで朝食の時間を伝えるときに、いちばん使われる動詞が serve です。
serve の語義は24個で、引いた54語のうちで最多でした。
英英側に11個、米語側に7個、ビジネス英語側に6個あり、英英側の1個目が「to provide food or drinks」です。
英英側の例文は、そのまま Breakfast is served in the restaurant between 7.00 and 11.00. でした。
米語側にも Breakfast is served between seven and nine every morning. が載っています。
残りの語義には、刑期を務める意味や、テニスで球を打って試合を始める意味まで並びます。
店やホテルで客の注文を受ける意味もあり、食堂で Are you being served? と聞かれたら、注文はもう受けていますか、という確認です。
時間を聞く文は、次の4つで足ります。
- What time is breakfast served?(朝食は何時に出ますか)
- Until what time is breakfast served?(朝食は何時まで出ますか)
- Where is breakfast served?(朝食はどこで出ますか)
- Is breakfast served in the room?(朝食は部屋で食べられますか)
いちばん大事なのは終わりの時刻で、何時までに降りればいいのかが分かれば朝の予定が組めます。
朝食の時間を確かめるのと同じフロントで、翌朝の起こし方も頼めます。
翌朝に起こしてもらう頼み方は、モーニングコールの英語をフロントに頼む一文に組み直した記事で読めます。↓

朝食の卵の英語|sunny side up・over easy・poach・scrambled eggsの頼み方
朝食で必ず聞かれるのが、卵の焼き方です。
egg の語義は8個で、英英側の例文にそのまま How do you like your eggs – fried or boiled? が載っていました。
卵は焼くかゆでるかの二択から始まります。
米語側の例文は I’d like two scrambled eggs with bacon, please. でした。
この例文の形に卵の焼き方の語を差し込めば、食堂の注文はそのまま組み立てられます。
焼き方の4語
sunny side up は成句として語義が1個で、「it is fried on one side only」でした。
片面だけを焼く、日本の目玉焼きの形です。
over easy は語義が2個で、「fried on both sides in such a way that the yolk (= the yellow part) stays slightly liquid」でした。
片面だけなら sunny side up、両面を焼いて黄身をやわらかく残すなら over easy です。
例文の I’ll have two eggs over easy. は、卵を2つ両面焼きの半熟で、という注文になります。
scrambled eggs は語義が1個で、「eggs mixed with a little milk and mixed again as they are being fried」です。
単独の scrambled を引くと scramble の活用形のページが開き、岩を手で登る意味や電波を乱す意味が並びます。
卵料理として頼むときは、scrambled ではなく scrambled eggs まで言うのが確実です。
omelette は語義が1個で、例文の a cheese/mushroom omelette のように具を前に置きます。
fried は語義が1個で、「cooked in hot oil or fat」でした。
ゆで方とポーチの語
boiled は語義が1個で、例文の a hard-boiled/soft-boiled egg (= one boiled for a long/short time) のように、長くゆでるか短くゆでるかで分かれます。
hard-boiled は語義が5個で、卵の意味は「until both the white and yellow parts are solid」の1個目です。
残りは、犯罪小説の文体や、感情を見せない登場人物を指す意味でした。
soft-boiled は語義が2個で、黄身がやわらかいうちに湯から上げた卵を指します。
poach は語義が9個で、1個目が「to cook something such as a fish, or an egg with its shell removed, by putting it in gently boiling water」です。
poach の残りの語義は、密猟する、他人の考えを盗む、他社の社員を引き抜く、という話です。
eggs benedict は語義が1個で、ポーチした卵をイングリッシュマフィンの半分ずつに載せた料理でした。
yolk は「the yellow middle part of an egg」で、例文に I like eggs lightly cooked so that the yolk is still runny. があります。
runny は語義が3個で、1個目が「more liquid than usual」、2個目が鼻水の出ている状態でした。
runny は卵にも鼻にも使う語なので、卵の話では the yolk を前に置いてから使います。
卵の火の通し方には、米国の公的な機関の一文もあります。
FDA の卵の安全のページの文は、Cook eggs until both the yolk and the white are firm. Scrambled eggs should not be runny. です。
黄身と白身の両方が固まるまで加熱し、スクランブルエッグはとろとろにしない、という指示になります。
卵を含む料理は Casseroles and other dishes containing eggs should be cooked to 160° F. で、華氏160度(約71℃)まで加熱します。
半熟の頼み方を英語で知っておくことと、半熟を選ぶかどうかは別の話で、選ぶのは食べる人です。
朝食ビュッフェの英語|米FDAが決めた温度と2時間の線
ホテルの朝食は、多くがビュッフェの形で出てきます。
buffet の語義は5個で、英英側の1個目が「a meal where people serve themselves different types of food」でした。
serve themselves で「自分で取る」という意味になります。
2個目は駅の食堂、3個目は風や雨が強く打ちつけるという動詞でした。
朝食の buffet と、風が打ちつける buffet は綴りが同じで、意味がまったく違います。
ビュッフェの料理の温度については、FDA が消費者向けに Serving Up Safe Buffets というページを出しています。
| 項目 | FDAの原文の数字 | 摂氏の目安 |
|---|---|---|
| 温かい料理 | 140 °F or warmer | 約60℃以上 |
| 冷たい料理 | 40 °F or colder | 約4.4℃以下 |
| 室温に置ける時間 | 2 hours | 2時間 |
| 90 °F を超える場所 | 1 hour | 約32℃超で1時間 |
| 卵料理の温め直し | 165 °F | 約74℃ |
時間の線は Discard any perishables left out at room temperature for more than 2 hours, unless you’re keeping it hot or cold. の一文です。
傷みやすい料理を、温かくも冷たくも保たずに室温で2時間を超えて置いたら捨てる、という決まりでした。
華氏90度を超える場所では、the safe holding time is reduced to 1 hour で1時間に縮みます。
保温器には Be aware that some warmers only hold food at 110 °F to 120 °F という注意も並んでいます。
これは料理を出す側への手引きですが、客の側でも気になったら作りたてを頼めます。
Is this freshly made?
これは作りたてですか、という意味です。
Could I have a fresh one, please?
新しいのをいただけますか、という意味になります。
同じ料理をもう一度取りに行く頼み方は、別の記事でまとめました。
お皿や飲み物のおかわりを頼む言い方は、おかわりの英語をCan I have another one?の1文にまとめた記事で読めます。↓

朝食のアレルギーの英語|英国14品目と米国9品目の線引き
ビュッフェで料理の中身を聞きたい場面のひとつが、アレルギーです。
英国FSAのビュッフェの決まり
英国食品基準庁(FSA)の手引きでは、表示が必要なアレルゲンは14品目です。
セロリ、グルテンを含む穀物、甲殻類、卵、魚、ルピナス、乳、軟体動物、からし、落花生、ごま、大豆、亜硫酸、木の実の14品目です。
亜硫酸は10ppmを超える場合が対象になります。
包装されていない料理は、14品目のどれかを含むものすべてに、アレルゲンの情報を出す決まりです。
出し方は、メニューや黒板に書く方法と、口頭で伝えたうえで聞き方を見える場所に掲示する方法の2つでした。
ビュッフェは you need to provide allergen information for each food item separately で、全体ではなく料理1品ずつに表示します。
表示は料理ごとのラベルか、スタッフに聞くよう案内する掲示のどちらかで、visible, clearly legible and easily accessible でなければなりません。
米国FDAの9品目
米国の major food allergens は9品目です。
もとの法律(FALCPA)が定めた8品目は、乳、卵、魚、甲殻類、木の実、落花生、小麦、大豆でした。
これに FASTER Act でごま(sesame)が9品目めとして加わっています。
英国の14品目と比べると、セロリ・ルピナス・からし・軟体動物・亜硫酸の5つは英国だけの表示の対象です。
朝食の皿に置き直すと、卵とごまは両国で対象、からしは英国だけが対象になります。
聞く一文は、品目の名前を差し替えるだけで組めます。
Does this have eggs in it?
これには卵が入っていますか、という意味です。
I’m allergic to sesame.
ごまのアレルギーがあります、という意味になります。
食べられないものを店で伝える言い方は、アレルギーの英語を店で言う一文にまとめた記事で読めます。↓

朝食の値段の英語|Premier Innの£10.99と£9.99で読む料金表
朝食が含まれていない宿では、食堂で別に払います。
その料金表を、英国のホテルチェーン Premier Inn の朝食のページで読みます。
ページの見出しは Wake up to our famous unlimited Premier Inn Breakfast でした。
unlimited は量の制限がないという意味で、何度取りに行ってもよい朝食を指します。
火を通した料理の Premier Inn Breakfast は1人10.99ポンドから、continental breakfast は1人9.99ポンドからの2段です。
continental breakfast は、シリアル、果物、焼きたての pastries に紅茶とコーヒーが付く形でした。
辞書の continental breakfast の定義と同じく、火を使わない料理の組み合わせです。
子どもについては、大人が Premier Inn Breakfast か Meal Deal を頼むと、up to two under 16s eat breakfast for free と決まっています。
16歳未満は2人まで無料で、条件は大人が火を通した料理の朝食を頼むことです。
料金には、*Price and savings may vary by restaurant and location. という注記が付いていました。
大人2人と16歳未満の子ども2人なら、10.99ポンド×2人で21.98ポンドからになります。
料金表で出てくる語を2つ引きました。
surcharge は語義が5個で、「a charge in addition to the usual amount paid for something」です。
voucher も語義が5個で、「a piece of paper that can be used to pay for particular goods or services」でした。
朝食券を渡されたら voucher、料金に上乗せされる追加分なら surcharge と読み分けます。
- How much is breakfast per person?(朝食は1人いくらですか)
- Can I add breakfast to my room?(朝食を部屋の料金に足せますか)
- Can I pay for breakfast at the restaurant?(朝食代は食堂で払えますか)
朝食を足すかどうかは、チェックインのときに聞くのがいちばん手間がかかりません。
チェックインのフロントで交わす一連の言い方は、ホテルチェックインの英語をフロントで交わす言葉の順に組み直した記事で読めます。↓

朝食の英語で頼むパンと飲み物|toast・jam・decaf・refillの語義の数
卵の次に口が止まるのが、パンと飲み物です。
| 語 | 語義の数 | 朝食での意味 |
|---|---|---|
| toast | 9個 | 焼いたパン |
| pastry | 5個 | 焼き菓子・パイ生地 |
| croissant | 2個 | 三日月形の焼き菓子 |
| jam | 17個 | 果物の砂糖煮 |
| marmalade | 2個 | 柑橘の砂糖煮 |
| decaf | 3個 | カフェインを抜いたコーヒー |
| refill | 4個 | おかわり |
jam の17個のうち、果物の砂糖煮の意味は英英側と米語側に1個ずつしかありません。
残りは、渋滞、機械の詰まり、困った状況、即興の演奏、ものを押し込む動作などでした。
食堂で jam と言えば、皿の前なので果物の砂糖煮に着地します。
marmalade の例文は I always have marmalade on toast for breakfast. でした。
toast は英英側の1個目が焼いたパン、2個目がグラスを掲げる乾杯です。
toast はパンと乾杯の両方を持つので、朝の食堂では a slice of toast のように数え方を添えると確実です。
croissant は「a piece of light crescent-shaped pastry, usually eaten in the morning」でした。
飲み物では、decaf の米語側の例文が Do you have any decaf? です。
refill の米語側の例文は The waitress asked if I wanted a refill of coffee. で、コーヒーのおかわりを聞かれる場面でした。
コーヒーのおかわりを聞かれたら、Yes, please. か No, thank you. の2つで足ります。
席で料理を頼む形は、レストランの注文と同じ型で組めます。
席について料理を頼む一連の言い方は、レストランの注文の英語を席順に組み直した記事で読めます。↓

朝食の英語でやりがちな取り違え|pancakeとwaffle、cerealとporridgeの呼び分け
最後に、名前が似ていて取り違えやすい語を並べます。
pancakeとwaffle
pancake の語義は3個で、英英側の2個目にだけ maple syrup と for breakfast が入っていました。
waffle の英英側の語義は4個中3個が、長々と話す・決められないという意味です。
食べ物の waffle は、表面が四角い格子になる型で焼いたものを指します。
シリアルの4語
cereal は語義が4個で、英英側の1個目は穀物になる植物、2個目が牛乳をかけて特に朝に食べるものでした。
米語側の例文は Do you want cereal or eggs? です。
porridge は語義が3個で、1個目がオーツ麦を牛乳か水で煮た温かい朝食です。
porridge の英英側の2個目は「a period of time spent in prison」で、刑期の意味になります。
米語側の定義は、末尾に oatmeal の1語が添えられていました。
muesli は「a mixture of uncooked grains, dried fruit, and nuts」、granola は「a food made of baked grains, nuts, and dried fruit」です。
muesli は火を通さない穀物、granola は焼いた穀物という違いが、uncooked と baked の1語に出ています。
yogurt は語義が2個で、例文に natural/plain yogurt と strawberry yogurt が並んでいました。
朝食の英語についてよくある質問
朝食付きのプランを英語でどう見分けるのですか?
bed and breakfast は朝食付き、half board は朝食ともう1食、full board はすべての食事付きです。
Room only や self-catering のプランには朝食が付きません。
無料の朝食は英語で何と表示されるのですか?
Complimentary breakfast や Breakfast included と出てきます。
complimentary の1個目の語義は「ほめる」なので、朝食の札では2個目の「無料」で読みます。
卵の焼き方を聞かれたら何と答えるのですか?
片面焼きなら Sunny side up, please.、両面焼きの半熟なら Over easy, please. と答えます。
continentalとEnglishの違いは何ですか?
continental breakfast はパンと飲み物の簡単な朝食、English breakfast は火を通した料理の朝食です。
アレルギーの品目はどう聞くのですか?
Does this have eggs in it? のように、品目の名前を差し替えて聞きます。
英国のビュッフェでは料理1品ずつに表示する決まりなので、札が無ければスタッフに聞きます。
覚えて帰る1文|朝食の英語を決めるのはbreakfastではなくinclude
最後に、朝食の場面で使う一文をもう一度置きます。
Is breakfast included?
この一文で意味を決めているのは、語義3個の breakfast ではなく included のほうです。
米語側の辞典は include の例文として、The hotel room charge includes breakfast. をそのまま載せています。
朝食の場面で口が止まる原因は、宿の種類の語のどれを選ぶかで迷うことでした。
だから選ばずに済む included で組み立てます。
料金の含み方で選ぶ4語
部屋と朝食なら bed and breakfast、朝食ともう1食なら half board です。
すべての食事なら full board、食事なしで自炊なら self-catering になります。
迷ったら Is breakfast included? で、4語のどれなのかを相手に決めてもらえば足ります。
卵を聞かれたら sunny side up か over easy、パンなら toast か croissant、飲み物なら coffee か decaf で答えれば、朝の食堂の会話は終わります。
食堂に降りずに、部屋で朝食をとりたい朝もあります。
あわせて読みたい記事を1本置きます。
朝食を部屋に運んでもらいたい朝の頼み方は、ルームサービスの英語を電話で注文して受け取るまで組み直した記事で読めます。↓

参考文献
- breakfast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- brunch(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- dining room(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- bed and breakfast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- b and b(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- half board(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- full board(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- self-catering(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- include(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- included(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- inclusive(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- complimentary(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- continental(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- continental breakfast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- english breakfast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- full english breakfast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- bacon(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- sausage(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- baked beans(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- black pudding(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- hash browns(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- kipper(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- fry-up(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- serve(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- egg(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- sunny side up(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- over easy(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- scrambled eggs(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- omelette(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- fried(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- boiled(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- hard-boiled(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- soft-boiled(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- poach(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- eggs benedict(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- yolk(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- runny(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- buffet(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- surcharge(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- voucher(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- toast(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- pastry(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- jam(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- marmalade(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- croissant(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- decaf(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- refill(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- pancake(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- waffle(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- cereal(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- porridge(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- muesli(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- granola(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- yogurt(Cambridge Dictionary 公式サイト)
- Allergen guidance for food businesses(英国食品基準庁 FSA・英国政府 GOV.UK 公式サイト)
- Serving Up Safe Buffets(米国食品医薬品局 FDA 公式サイト)
- What You Need to Know About Egg Safety(米国食品医薬品局 FDA 公式サイト)
- Food Allergies: What You Need to Know(米国食品医薬品局 FDA 公式サイト)
- Premier Inn Breakfast(Premier Inn 公式サイト)
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