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アレルギーの英語はI can’t eatで通じる? 辞書の語義33個と公的機関の表示を数えて、店で言う一文を組み直します

海外のレストランでメニューを開いたまま、手が止まってしまうことがあります。

頼みたい料理は決まっているのに、自分が食べられないものを英語でどう言えばいいのか、その一言だけが出てこないからです。

食物アレルギーの話は、通じなかったときに困るのが自分の体なので、その場の勢いで押し切るわけにいきません。

そして日本人がいちばん先に思いつく “I can’t eat 〜.” は、この場面ではいちばん弱い言い方になります。

この記事では、Cambridge Dictionary で allergy・allergic・contain など13語の語義を数え、アメリカとイギリスの公的機関のページを実際に開いて、店で口に出す順番に並べ直しました。

ここで書くのは「言い方」だけです。

症状の重さや、体の中で何が起きているかという話は、この記事では一切扱いません。

重い症状が出たことがある人は、渡航前に医師に相談してください。

出典は、こちらで実際に開けたページだけを本文の中に置いています。

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アレルギーの英語は “I’m allergic to 〜.” の一文で足ります|先に結論

結論から書きます。

海外の店でアレルギーを伝える英語は、”I’m allergic to 〜.” の一文がいちばん通じやすい形です。

I’m allergic to peanuts.

「私は落花生にアレルギーがあります」という意味になります。

この一文が強いのは、allergic という語そのものが「アレルギーを持っている」という意味を背負っているからです。

Cambridge Dictionary の英英セクションで allergic を引くと、形容詞として語義が3つ並び、その1つ目が “having an allergy”(アレルギーを持っている)でした。

つまり、話し手の好みではなく体の状態を指す語だと辞書が定義しています。

好みの話か、体の話か。この境目を1語で片付けてくれるのが allergic です。

語順は「主語+be動詞+allergic+to+食材」で固定なので、食材の名前だけ入れ替えれば全部の場面に使い回せます。

出典=Cambridge Dictionary|allergic(2026年9月17日取得)

“I can’t eat 〜.” がアレルギーの英語として届きにくい理由

日本語の「食べられないんです」をそのまま英語にすると “I can’t eat 〜.” になります。

文法としてはまったく正しい英語です。

ところが店員の耳には「食べられない」と「食べたくない」が同じ棚に並んで入ってきます。

can’t は「できない」という能力の話をする語なので、理由までは運んでくれません。

理由が乗っていない文は、聞いた側が自分で理由を補います。

そして海外の店には、宗教上の理由で食べない人、主義として食べない人、単純に嫌いな人が毎日来ています。

その列の中に並んでしまうと、「じゃあ横によけておきますね」で終わってしまうことがあります。

よけるのではなく、鍋も油も分けてほしい。その依頼まで届かせるのが allergic という語の仕事です。

実際、Cambridge Dictionary の allergic には3つ目の語義として “having a strong dislike of something”(何かを強く嫌っている)が載っています。

「嫌い」の意味は allergic のほうにもあるのですが、to のうしろに食べ物が来たときは、体の話として受け取られます。

逆に can’t eat は、うしろに何が来ても理由が空欄のままです。

だから最初の一文には allergic を選びます。

なお、”I can’t eat 〜.” を使ってはいけない、という話ではありません。

allergic の一文を先に出したあと、2文目で “So I can’t eat it at all.” と足すと、量の問題ではないことがはっきり伝わります。

allergy と allergic はアレルギーの英語の名詞と形容詞です

ここでつまずく人がとても多いので、品詞の話を先に片付けます。

日本語では「アレルギー」の1語しかありませんが、英語では名詞と形容詞で形が変わります。

語 品詞 日本語 使う形
allergy 名詞 アレルギーという状態そのもの I have an allergy to 〜.
allergic 形容詞 アレルギーを持っている I’m allergic to 〜.

Cambridge Dictionary の英英セクションでは、allergy は名詞として語義が1つ、allergic は形容詞として語義が3つ載っていました。

allergy の語義は “a condition that makes a person become sick or develop skin or breathing problems because they have eaten certain foods or been near certain substances” です。

condition(状態)という語で始まっているのがポイントで、allergy は「状態の名前」だと辞書が言っています。

状態の名前なので、そのままでは文になりません。

だから have を足して “I have an allergy to shellfish.” という形にします。

I have a food allergy.

「食物アレルギーがあります」という、いちばん短い宣言です。

食材の名前がとっさに出てこないときは、この一文だけ先に出してしまえば、あとは店員が聞いてくれます。

名詞の allergy には an か a が付き、形容詞の allergic には冠詞が付かない。ここだけ覚えておけば取り違えません。

ちなみに発音は、名詞の allergy が「アラジー」寄り、形容詞の allergic が「アラージック」寄りで、強く読む場所が違います。

Cambridge Dictionary の発音記号でも、allergy は ˈæl.ə.dʒi と先頭にアクセントが付き、allergic は əˈlɜː.dʒɪk と2つ目の音にアクセントが移っていました。

出典=Cambridge Dictionary|allergy(2026年9月17日取得)

食材名のアレルギー英語一覧|そば・落花生・甲殻類・乳・小麦・大豆

一文の形が決まったら、あとは to のうしろに入れる食材名だけです。

ここが日本語からの直訳でいちばん事故が起きます。

日本語 英語 読み方の目安 ひとこと
そば buckwheat バックウィート wheat が入っているが小麦ではない
落花生・ピーナッツ peanut ピーナット 木の実ではなく地中で育つ
木の実(くるみ等) tree nut トゥリーナット 種類を足して言うと伝わる
えび・かに(甲殻類) shellfish シェルフィッシュ 貝も含む広い語
乳・乳製品 dairy デアリー milk より広く言える
小麦 wheat ウィート gluten とは別の語
大豆 soy ソイ soybean でも通じる
ごま sesame セサミ 最初の e にアクセント
卵 egg エッグ 複数形の eggs で言うことが多い

この表の中でいちばん誤解されるのが buckwheat です。

buckwheat はつづりに wheat が入っていますが、Cambridge Dictionary の語義は “small, dark grain used for feeding animals and for making flour” で、小麦とは別の穀物として説明されています。

そばアレルギーの人が “I’m allergic to wheat.” と言ってしまうと、伝えたい食材と違うものが伝わります。

次に取り違えやすいのが peanut です。

Cambridge Dictionary では “an oval-shaped seed of a plant, that grows underground in pairs inside a thin brown shell” と定義されていて、地面の下で育つ種だと書かれています。

つまり英語の世界では、peanut と tree nut は別の棚に置かれています。

“I’m allergic to nuts.” とだけ言うと、どちらの棚を指しているのかが相手に伝わりません。

落花生だけなら peanuts、くるみやアーモンドなら tree nuts と、棚の名前で言い分けます。

shellfish も範囲が広い語です。

Cambridge Dictionary の語義は “sea creatures that live in shells and are eaten as food” で、殻を持つ生き物をまとめて指しています。

えびだけなら shrimp、かにだけなら crab と足したほうが、料理の差し替えを相談しやすくなります。

dairy は milk より守備範囲が広い語です。

Cambridge Dictionary には名詞の語義として “foods that are made from milk, such as cream, butter, and cheese” が載っており、バターやチーズまで一言でまとめられます。

“I’m allergic to milk.” だとバターやチーズが抜け落ちて伝わることがあるので、dairy を使うと1回で済みます。

出典=Cambridge Dictionary|buckwheat/peanut/shellfish/dairy(いずれも2026年9月17日取得)

店で確かめるアレルギー英語は “Does this contain 〜?” から始めます

自分の側の宣言が済んだら、次は料理の側を確かめる番です。

ここで使うのが contain という動詞です。

Does this contain peanuts?

「これに落花生は入っていますか」という意味です。

Cambridge Dictionary の英英セクションで contain を引くと動詞として語義が5つ並び、その1つ目が “to have something inside or include something as a part”(中に持っている、部分として含む)でした。

「中に入っている」と「材料として使われている」の両方を1語でまかなえるので、料理の質問に向いています。

have で聞いても通じますが、contain のほうが材料の話だと相手に伝わりやすくなります。

そしてもう一文、日本人がほぼ聞き忘れるのがこれです。

Is this cooked in the same oil?

「これは同じ油で調理されていますか」という意味です。

揚げ物の店では、えびフライとポテトが同じ油に入っていることがあります。

材料表を見るだけでは分からない部分は、この一文でしか確かめられません。

同じ考え方で、器具や鍋についても聞けます。

確かめたいこと 言う英語 意味
材料に入っているか Does this contain shellfish? これに甲殻類は入っていますか
同じ油か Is this cooked in the same oil? 同じ油で調理していますか
同じ鍋・同じ台か Is it prepared on the same surface? 同じ調理台で作っていますか
抜けるか Can you make it without butter? バター抜きで作れますか
厨房に確認してほしい Could you check with the kitchen? 厨房に確認してもらえますか
材料表を見たい Can I see the ingredients? 材料を見せてもらえますか

最後の Could you check with the kitchen? は、店員が即答できないときの逃げ道になります。

その場の店員に判断させず、厨房まで質問を持っていってもらう。これが、英語が苦手な側にとっていちばん頼りになる一文です。

なお ingredient は Cambridge Dictionary で “a food that is used with other foods in the preparation of a particular dish” と定義されており、料理の材料そのものを指す語です。

出典=Cambridge Dictionary|contain/ingredient(2026年9月17日取得)

メニューと箱に出るアレルギー英語の表示|contains・may contain・gluten-free

聞くだけでなく、書かれているほうも読めると動きが速くなります。

アメリカ食品医薬品局(FDA)の Food Allergies のページを開くと、表示の書き方が2通り示されていました。

1つ目は、材料名のうしろに括弧で書く形です。

ページに挙げられている例は “lecithin (soy)”、”flour (wheat)”、”whey (milk)” でした。

2つ目は、材料リストの直後に contains の一文を置く形です。

Contains wheat, milk, and soy.

この Contains で始まる一行を箱の裏に探すのが、スーパーでのいちばん速い読み方です。

同じページには、major food allergens として milk, eggs, fish, Crustacean shellfish, tree nuts, peanuts, wheat, soybeans, sesame の9つが挙げられていました。

さらに、tree nut は種類(almonds, pecans, walnuts など)を、魚と甲殻類は species(bass, flounder, cod/crab, lobster, shrimp など)を書くことも示されています。

つまり箱の表示は「nuts」で止まらず、具体名まで降りてくることが期待されている、ということです。

次に、よく見かける表示の読み方をまとめます。

表示 読み方 買う前に考えること
Contains wheat 小麦が入っている 材料として入っているという宣言
May contain traces of nuts ナッツが混ざっている可能性がある 製造ラインの話で、入っていない保証ではない
Gluten-free グルテンを使っていない 小麦アレルギーと同じ意味ではない
Nut-free ナッツを使っていない どの範囲のナッツかは店に聞く
Dairy-free 乳製品を使っていない 卵は別の話
Made in a facility that also processes 〜 同じ工場で〜も扱っている 混入の可能性を知らせる文

この中でいちばん読み違えやすいのが may contain です。

Cambridge Dictionary で trace を引くと名詞の語義に “a very slight amount”(ごくわずかな量)があり、traces of nuts は「ごくわずかなナッツ」を指しています。

may contain は「入っていない」ではなく「混ざっているかもしれない」と書いてある行です。

そして gluten-free も、小麦アレルギーの表示とは別物です。

Cambridge Dictionary の gluten の語義は “a protein that is contained in wheat and some other grains” で、小麦に含まれるたんぱく質の名前だと書かれています。

つまり gluten-free は「そのたんぱく質を使っていない」という表示であって、小麦そのものの表示として読むと範囲がずれます。

日本側の表示についても触れておきます。

消費者庁のアレルギー表示のページには、2026年4月1日に「特定原材料として、カシューナッツを追加しました」、2023年3月9日に「特定原材料として、くるみを追加しました」という更新が掲載されていました。

品目の一覧そのものはこのページに載っていなかったので、ここでは品目数は書きません。

出典=U.S. Food and Drug Administration|Food Allergies/消費者庁|アレルギー表示について/Cambridge Dictionary|gluten/trace(2026年9月17日取得)

アレルギーの英語が止まった場面を助けるのは紙の allergy card です

ここまでの一文をぜんぶ覚えても、現地では声が通らないことがあります。

店が混んでいる、音楽が大きい、店員が母語の英語話者ではない。理由はいくらでもあります。

だから、口で言う手段のほかに、紙で渡す手段を一枚持っておきます。

これが allergy card(アレルギーカード)と呼ばれるものです。

名刺サイズの紙に、自分が避けたい食材を英語で並べて印刷しておくだけです。

渡すときの一文はこれで足ります。

Could you show this to the chef, please?

「これをシェフに見せてもらえますか」という意味です。

カードに書いておく中身は、次の4行で組みます。

行 書く英語 役割
1行目 I have a food allergy. いちばん上に大きく置く
2行目 I am allergic to: buckwheat, peanuts, shellfish 食材を英語で並べる
3行目 Please do not use the same oil or the same pan. 調理の依頼
4行目 Thank you very much for your help. 相手の手間に礼を言う

2行目をコロンのあとに並べる形にしておくと、食材が増えても書き足すだけで済みます。

スマートフォンの画面でも同じことはできますが、紙のほうが強い場面があります。

厨房に持っていってもらえるからです。

画面は貸したままにできませんが、紙なら「これ置いていきます」で終わります。

電池が切れても読める、という点も紙の強みです。

行き先の言語が英語ではない国なら、英語の面と現地語の面の両面で作っておくと、渡す相手を選ばずに済みます。

入店から料理が来るまで、アレルギーの英語を言う順番に並べ直します

一文ずつ覚えても、どの順番で出すかが決まっていないと固まります。

そこで、店に入ってから料理が来るまでの流れに沿って並べ直します。

場面 言う英語 意味
席に着いたら最初に Before I order, I have a food allergy. 注文の前に、食物アレルギーがあります
食材を言う I’m allergic to buckwheat and peanuts. そばと落花生にアレルギーがあります
カードを渡す Could you show this to the chef, please? これをシェフに見せてもらえますか
料理を選ぶ前に Which dishes are safe for me to order? どの料理なら注文できますか
候補を絞ったら Does this contain any of them? これにそれらは入っていますか
油を確かめる Is this cooked in the same oil? 同じ油で調理していますか
料理が来たとき Is this the one without peanuts? これが落花生抜きのものですか

いちばん大事なのは、注文する前に言うことです。

注文が厨房に通ってから伝えると、作り直しが必要になり、店員の顔が曇ります。

Before I order, と頭に付けるだけで、相手は「これから相談される」という構えで聞いてくれます。

そして料理が運ばれてきた瞬間に、もう一度だけ確認します。

厨房と店員のあいだで話が抜け落ちることがあるので、皿が目の前に来たときの一文を省略しません。

Is this the one without peanuts? は、たった7語で最後の関門を通せます。

なお Which dishes are safe for me to order? の safe は、この文では「私が注文しても差し支えないか」という選択の話をしています。

相手が言ってくるアレルギー英語と、聞き取れなかったときの逃げ方

こちらの一文が通じると、今度は相手が英語で返してきます。

ここが本当の山場です。

返ってくる言い回しは、実はそれほど種類が多くありません。

相手が言う英語 意味 こちらの返し方
Let me check with the kitchen. 厨房に確認してきます Thank you, I’ll wait.
I’m afraid that dish has peanuts. 残念ですがその料理には落花生が入っています Okay, what else can I have?
We can make it without it. それ抜きで作れます That would be great, thank you.
We can’t guarantee it. こちらでは言い切れません I understand. I’ll order something else.
It’s cooked in the same fryer. 同じフライヤーで調理しています Then I’ll skip that one, thank you.
Is it a severe allergy? 重いアレルギーですか Yes, please be careful.

聞き取れなかったときに、うなずいて流すのがいちばん困る動き方です。

分からなかったら、そのまま止めます。

Sorry, could you say that again more slowly?

「すみません、もう一度ゆっくり言ってもらえますか」という意味です。

それでも分からなければ、答えを2択にしてしまいます。

Yes or no: does it have peanuts?

こちらが選択肢を2つに減らしてしまえば、聞き取る音は yes か no の2つだけになります。

書いてもらうのも有効です。

Could you write it down for me?

「書いてもらえますか」という意味で、紙に書かれた単語は、あとで辞書を引けます。

相手が We can’t guarantee it. と言ったときは、その料理をあきらめる場面です。

言い切れない、と店の側が正直に言ってくれている状態なので、押して頼み直す相手ではありません。

具合が悪くなったときのアレルギー英語と、救急の呼び方

ここで書くのは、言い方だけです。

症状の見分け方や対処の中身は、この記事では扱いません。

重い症状が出たことがある人は、渡航前に医師に相談してください。

そのうえで、声に出す一文だけを用意しておきます。

I’m having an allergic reaction. Please call an ambulance.

「アレルギー反応が出ています。救急車を呼んでください」という意味です。

reaction(反応)という語を足すと、いま起きていることだと伝わります。

Cambridge Dictionary の allergic には、2つ目の語義として “caused by an allergy”(アレルギーによって引き起こされた)が載っていて、allergic reaction はこの語義の並びです。

救急の番号は国ごとに違います。

イギリスの NHS のページには、緊急のときに 999 に電話するよう書かれていました。

そして同じページに、電話をすると “The call handler will ask you some questions.” と書かれており、聞かれることが3つ挙げられていました。

聞かれること(NHSのページの記載) 英語での答え方の例
the location of the emergency(場所) I’m at the Green Park restaurant on Oxford Street.
what has happened(何が起きたか) Someone is having an allergic reaction.
your contact number(連絡先の番号) My number is 〇〇〇.

聞かれる3つが先に分かっていれば、電話口で英語を組み立てる時間が要らなくなります。

場所を英語で言えないときは、店の人に電話を代わってもらうのがいちばん速い動きです。

Could you talk to them and tell them where we are?

「代わって、ここがどこか伝えてもらえますか」という意味です。

自分で全部やろうとしないほうが、結果として早く伝わります。

なお NHS のページには “Calling 999 does not always mean an ambulance will be sent.” とも書かれており、電話の結果として案内が変わることがある旨が示されています。

渡航先の救急番号は国によって違うので、出発前に行き先の公的機関のページで確認しておいてください。

出典=NHS|When to call 999(2026年9月17日取得)

アレルギーの英語でよくある質問

“I’m allergic to” と “I have an allergy to” はどちらを使えばいいですか

どちらでも通じます。

迷ったら短いほうの “I’m allergic to 〜.” を選んでください。語数が少ないぶん、言い間違いが起きにくくなります。

食材の英語名が分からないときはどうしますか

スマートフォンの写真を見せながら “I’m allergic to this.” と言えば伝わります。

そのうえで、店員が言った英語名を書いてもらうと、次の店から言葉で言えるようになります。

gluten-free と書いてあれば小麦アレルギーでも大丈夫ですか

同じ意味ではありません。

Cambridge Dictionary の gluten は “a protein that is contained in wheat and some other grains” で、小麦に含まれるたんぱく質を指す語です。

表示の言葉が違えば、指している範囲も違います。小麦そのものを確かめたいなら “Does this contain wheat?” と聞き直してください。

May contain traces of nuts と書かれた商品はどう考えますか

「入っていない」と書いてある行ではありません。

may contain は「混ざっている可能性がある」と製造側が知らせている文です。

どう扱うかは体質によって違うので、判断は医師に相談してください。

英語が苦手でも旅行先で外食できますか

この記事の一文とカードがあれば、注文の相談は始められます。

英語の上手さではなく、伝える順番と紙の一枚で決まる場面です。

そばアレルギーは海外でどう言えばいいですか

buckwheat を使います。

そば粉のガレットやパンケーキ、そば茶など、日本の麺とは違う形で出てくることがあるので、料理名ではなく素材名で伝えてください。

この一文だけ覚えて帰ってください

最後に、持ち帰る一文を1つだけ決めます。

I’m allergic to 〜. Does this contain it?

「〜にアレルギーがあります。これに入っていますか」という2文です。

自分の側を宣言してから、料理の側を確かめる。この順番だけ守れば、あとの単語は入れ替えるだけです。

そして余裕があれば、3文目に Is this cooked in the same oil? を足します。

表示を読むときは、箱の裏の Contains の一行を探します。

言葉が止まったら、紙の allergy card を出します。

覚えるのは一文、持つのは一枚。この2つで、メニューの前で止まる時間はずいぶん短くなります。

くり返しになりますが、この記事が扱ったのは言い方だけです。

重い症状が出たことがある人は、渡航前に医師に相談してください。

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