MENU

遊園地の英語はamusement parkではなくrideとqueueで決まります|辞書31語と各パークの公式ルールを数えて並べ直しました

海外の遊園地のゲートをくぐった瞬間、周りの音がぜんぶ英語になります。

日本なら「ファストパス」「身長制限110センチ」「手荷物はロッカーへ」と漢字とカタカナで書いてあった案内が、全部アルファベットの並びに変わります。

入口の手前で係員が何かを言っていますが、その一言が「チケットを見せて」なのか「カバンを開けて」なのかが分かりません。

最初の乗り物の前に着くと、柱に数字の書かれた札が立っています。

その数字が待ち時間なのか、何分間の乗り物なのかが読み取れません。

列は建物の裏まで伸びていて、どこが最後尾なのかも見えません。

子ども連れなら、もっと差し迫った問題が出てきます。

入口の横には身長を測る棒の立った看板があって、そこに書いてある数字がセンチなのかインチなのかで頭が止まります。

係員が子どもの頭に手を当てて、首を横に振ったとします。

その理由を聞き返す言葉が出てこないまま、列から外れることになります。

列の途中で、係員がリュックを指さして何かを言います。

やっと乗り場に着けば、今度は座席のベルトについて英語で説明されます。

遊園地の英語でつまずく理由は、単語を知らないからではありません。

日本語の「遊園地」という便利な1語が、英語では複数の単語に割れているからです。

そして、その割れ目は辞書を引けば数として見えます。

この記事では Cambridge Dictionary の英語辞典で31語を実際に引いて、語義がいくつ並ぶかを1語ずつ数えました。

あわせて、オランダのエフテリング(Efteling)の各アトラクションの公式ページ、米国ウォルト・ディズニー・ワールドの Park Rules と Rider Switch のページ、米国ブッシュガーデン・ウィリアムズバーグの Rides 一覧、ユニバーサル・オーランドの公式ストアの Express Pass のページ、シーダーポイント(Cedar Point)の Code of Conduct を開きました。

身長制限の数字も、料金も、持ち込み禁止物の一覧も、この公式ページの原文から取っています。

出典として並べたのは実際に開けたページだけで、開けなかったページのことは1文字も書いていません。

TOC

遊園地の英語は1文で足りる理由|先に出す結論

園内で口から出す英語は、実はほとんど1文で済みます。

それがこれです。

How long is the wait?

「待ち時間はどれくらいですか」という意味です。

wait が「待つこと」という名詞で使われていて、the wait で「その待ち時間」を指します。

口を開くのは列の前だけ

子ども連れなら、もう1文だけ足します。

Is there a height requirement for this ride?

「この乗り物に身長の条件はありますか」という意味です。

height が「身長」、requirement が「必要な条件」なので、2語をつなげただけの言い方です。

遊園地の英語は、話す量より読む量のほうが圧倒的に多い場所です。

入口の Park Rules、乗り場の Height Requirement、列の Express Pass の案内は、全部文字で出てきます。

最初に確かめるのは、場所そのものの呼び方です。

遊園地を英語でamusement parkと訳したときのズレ|辞書に並ぶ語義の数

日本語の「遊園地」は、乗り物のある場所をまとめて指せる便利な1語です。

英語には、その便利な1語がありません。

Cambridge Dictionary で amusement park を引くと、語義は2個です。

英語辞典の語義は、たった3語で終わります。

a theme park

つまり、英語辞典は amusement park を theme park の言い換えとして処理しています。

American Dictionary の側はもう少し具体的で、「a place where people can go to enjoy games, rides, and other activities」です。

amusement park は、世界観が統一されていなくても成立する言葉です。

次に theme park を引くと、こちらも語義は2個です。

英語辞典の語義は「a large permanent area for public entertainment, with entertaining activities and big machines to ride on or play games on, restaurants, etc., sometimes all connected with a single subject」です。

大事なのは permanent という語です。

theme park の語義には「常設である」という条件が入っています。

American Dictionary 側の語義も「a large, permanent area for public entertainment」で始まります。

theme parkは常設が条件

では、常設でない乗り物の集まりは何と呼ぶのでしょうか。

そこで出てくるのが fairground です。

Cambridge Dictionary で fairground を引くと、語義は1個しかありません。

「a large outside area used for a fair」です。

この語の例文が、そのまま日本語の「遊園地」のイメージに重なります。

There was a small fairground just by the river, with a carousel, a roller coaster and a Ferris wheel.

川のすぐそばに小さな fairground があって、回転木馬とジェットコースターと観覧車があった、という文です。

そして、fairground のもとになっている fair を引くと、語義が一気に38個に膨らみます。

英語辞典の名詞の語義に「an outside event where you can ride on large machines for pleasure and play games to win prizes」があります。

fair は語義が38個もあるので、単体で言っても遊園地には届きません。

ついでに park 単体も引いておくと、語義は13個です。

最初の語義は「a large area of land with grass and trees, usually surrounded by fences or walls」で、これは公園です。

つまり park 単体では、乗り物のある場所にはまったく届きません。

「遊園地に行く」と言いたいときは、必ず amusement park か theme park の2語セットにします。

場所の呼び方が決まったら、次は中にある物の呼び方です。

ride・attraction・roller coaster を遊園地の英語として並べ直した語義の数の違い

日本語では、乗り物も出し物もまとめて「アトラクション」と呼びます。

英語では、この2つが別の単語になります。

Cambridge Dictionary で ride を引くと、語義は20個です。

20個のうち、遊園地に関係するのは名詞の1個だけです。

その語義が「a machine in an amusement park that people travel in or are moved around by for entertainment」です。

遊園地にある、人を乗せて動かす娯楽用の機械、という意味です。

ride は辞書の定義の時点で遊園地と結びついている語です。

そして、その語義に付いている例文がこれです。

My favorite ride is the Ferris wheel.

「いちばん好きな乗り物は観覧車です」という文です。

とくに「a free journey in another person’s vehicle, especially a car」という語義が強く、Can I get a ride? は「車に乗せて」という意味になります。

園内で Can I get a ride? と言うと、乗り物ではなく送迎を頼んでいることになりかねません。

次に attraction を引くと、語義は7個です。

英語辞典の1つめが「something that makes people want to go to a place or do a particular thing」です。

つまり attraction には「乗る」という意味が1個も入っていません。

attraction の語義7個の中に、乗るという意味は1個もありません。

日本語の「アトラクション」は乗り物そのものを指しますが、英語の attraction は「客を呼ぶ出し物」です。

roller coaster の語義は3個です。

American Dictionary の1つめが「a small railroad, esp. in an amusement park, with open cars that travel quickly along a steep, curved track that goes up and down over and over」です。

日本語の「ジェットコースター」は英語ではまず通じません。

jet coaster という語は Cambridge Dictionary に見出しがありません。

観覧車は Ferris wheel で、語義は2個です。

英語辞典の語義が「a large, vertical wheel in an amusement park with seats that stay horizontal as the wheel turns round」です。

輪が回っても座席は水平のまま、という点まで説明に入っています。

次は入口でお金を払う場面です。

チケット売り場の遊園地の英語|ticket と admission の使い分け

窓口に着いたとき、日本人がまず出す単語は ticket です。

Cambridge Dictionary で ticket を引くと、語義は16個です。

1つめが「a small piece of paper or card given to someone, usually to show that they have paid for an event, journey, or activity」です。

ただし ticket には、別の顔があります。

3つめの語義が「a note telling you that you must pay some money as a punishment for not obeying a rule or law」です。

一方、公式サイトの料金ページで多用されるのは admission です。

admission の語義は12個です。

英語辞典の2つめが「the money that you pay to enter a place」で、3つめが「permission to enter a place」です。

admission は券という物ではなく、入る権利と入場料そのものを指します。

この違いが分かると、ユニバーサル・オーランド公式ストアの注記が読めるようになります。

Express Pass のページには「All passes require separate theme park admission.」という一文があります。

列を飛ばす券とは別に、入場そのものの料金が必要だ、という意味です。

1日券の代わりに腕へ巻く券は wristband と呼ばれ、語義は3個です。

2つめの語義が「a circle of thin plastic that goes around a person’s wrist to identify them or to show that they are allowed to get into a particular place or use a particular service」です。

雨で乗り物が止まったときに使う語が refund です。

refund の語義は5個です。

名詞の語義が「an amount of money that is given back to you, especially because you are not happy with a product or service that you have bought」です。

窓口では Can I get a refund? の形がいちばん角が立ちません。

返金の話は refund の1語で通ります。

同じ「券売所の英語」でも館内の表示まで含めた話は、美術館と博物館のチケット売り場で言う一文の記事で数えています。↓

券を買ったら、その先は列です。

列に並ぶ場面の遊園地の英語|queue と line の言い方

遊園地で最も長い時間を過ごすのは、乗り物の上ではなく列の中です。

その列を指す語が、英国と米国で割れます。

Cambridge Dictionary で queue を引くと、語義は13個です。

英語辞典の1つめが「a line of people, usually standing or in cars, waiting for something, or a lot of people who want something」です。

Are you in the queue for tickets?

「チケットの列に並んでいますか」という文です。

It makes me mad when someone jumps the queue.

jump the queue で「列の前に割り込む」という意味になります。

一方 line を引くと、語義は74個あります。

line は今回数えた31語の中で、語義がいちばん多い語です。

そのうち列の意味に当たるのが「a group of people standing one behind the other who are waiting for something」の1個です。

「to move nearer to the front of a line of people, vehicles, etc. who are waiting, usually in a way that is unfair」という語義で、これが jump the line です。

英はqueue・米はline

シーダーポイント(Cedar Point)の Code of Conduct には、禁止行為として次の一行が並びます。

Line Breaking- includes leaving and re-entering a line for any reason or place holding in line

列を離れて戻ってくることも、場所取りも、理由を問わず Line Breaking に含まれます。

一方、ユニバーサル・オーランドの公式ページは queue と line を1文の中で使い分けています。

Enjoy a shorter wait time once per participating attraction on the day of your visit by entering the Express queue (instead of the regular line).

Express queue と the regular line が対になっています。

待ち時間そのものを指す wait は、語義が6個です。

名詞の語義が「a period of time when you stay in one place until someone comes, or something happens, or until you can do something」です。

乗り物に乗る場面の遊園地の英語|board と harness の伝え方

列の先頭に着くと、係員の言葉が急に短くなります。

そこで飛んでくる語のひとつが board です。

Cambridge Dictionary で board を引くと、語義は40個です。

公式サイトで boarding requirements と書いてあれば、それは「乗るための条件」です。

ウォルト・ディズニー・ワールドの Rider Switch のページにも、この語が出てきます。

A Guest in the party either does not meet the boarding requirements or does not plan to ride but cannot wait outside the queue alone.

boarding requirements は身長制限を含む「乗るための条件」の総称です。

座席で下ろされる安全バーは harness と呼ばれます。

harness の語義は6個です。

名詞の語義が「a piece of equipment with straps and belts, used to control or hold in place a person, animal, or object」です。

係員が Check your harness. と言ったら、肩と腰のバーが下りているかを自分で確かめます。

そして、絶叫系の乗り物をまとめて呼ぶ語が thrill です。

thrill の語義は3個で、英語辞典に2個、American Dictionary に1個です。

公式サイトの分類で Thrill Rides とあれば激しい乗り物、Family Rides とあれば小さな子どもでも乗れる側です。

乗り終わったあとに知らない人へ声をかける言い方は、写真を撮ってもらう英語のofとforの違いの記事で数えています。↓

身長制限という公的なルール|遊園地の英語で確かめた線引き

身長制限は、園が勝手に決めた目安ではなく、乗り物ごとに公式ページへ数字で出ている条件です。

その数字を読むための語が height と restriction と requirement です。

Cambridge Dictionary で height を引くと、語義は11個です。

1つめが「the distance from the top to the bottom of something, or the quality of being tall」で、身長も物の高さもここに入ります。

restriction は語義が4個で、英語辞典の語義は「an official limit on something」の1個だけです。

公式な制限、という意味なので、height restriction は「公式に定めた身長の上限・下限」になります。

requirement は語義が5個で、英語辞典の語義は「something that you must do, or something you need」です。

restriction は上限、requirement は満たすべき条件と覚えると読み違えません。

センチで書く園の実数

オランダのエフテリング(Efteling)は、各アトラクションの公式ページにメートル表記で条件を出しています。

Baron 1898 は Minimum height 1.32 m です。

Python も De Vliegende Hollander も Vogel Rok も Minimum height 1.20 m です。

Joris en de Draak は Minimum height 1.10 m で、そこに条件が1行足されます。

Children between 1.10 m and 1.20 m with company aged 16 years or older

1.10メートルから1.20メートルの子どもは、16歳以上の同伴が要るという意味です。

Max & Moritz は Minimum length 0.90 m で、0.90メートルから1.30メートルの子どもに同じ16歳以上の同伴条件が付きます。

Symbolica には最低身長がなく、条件は Children < 1.20 m with company aged 16 years or older だけです。

同伴の条件は16歳以上

Baron 1898 には「Not suitable for pregnant women」「Not suitable in case of injuries」「Not suitable in case of medical conditions」「Cameras not allowed」「Accessible by wheelchair with a transfer」が並びます。

インチで書く園の実数

ブッシュガーデン・ウィリアムズバーグ(Busch Gardens Williamsburg)の Rides 一覧では、Alpengeist と Griffon と Tempesto が Min. height 54″ です。

Apollo’s Chariot と Pantheon と The Trade Wind が Min. height 52″ です。

Verbolten と DarKoaster と Loch Ness Monster と Finnegan’s Flyer は Min. height 48″ です。

InvadR は Min. height 46″、The Battering Ram は Min. height 42″ です。

The Big Bad Wolf: The Wolf’s Revenge だけは上限も付いていて、Min. height 42″ と Max. height 77″ が並びます。

子ども向けの Grover’s Alpine Express は、条件が2段になっています。

Min. height 41″ to ride alone と、Min. height 38″ to ride with a companion です。

ウォルト・ディズニー・ワールドのベビーカー規定は、31インチを79センチ、52インチを132センチと自分で併記しています。

待ち時間を買う仕組みの遊園地の英語|Express Pass の公式料金

列を短くする券は、園ごとに名前が違います。

共通して出てくる語が pass と express です。

Cambridge Dictionary で pass を引くと、語義は53個です。

券の意味に当たるのが「an official document or ticket showing that you have the right to go somewhere or use a particular form of transport」です。

express の語義は23個です。

いつもより速く進むサービスを使う、という意味なので、Express Pass はこの語義そのものです。

expressは速いの意味

ユニバーサル・オーランドの公式ストアには、1日券の値段が英ポンドで出ています。

1-Day Universal Express Pass は、Epic Universe が £174.00、Universal Studios Florida が £88.00、Islands of Adventure が £92.00 です。

1-Day Universal Express Unlimited Pass は、Universal Studios Florida が £120.00、Islands of Adventure が £124.00 です。

Express Pass の説明は「once per ride」で終わります。

Unlimited の説明は「as many times as you want」で終わります。

once per ride なら1回きり、as many times as you want なら何度でも使えます。

そして、どちらにも「All passes require separate theme park admission.」が付きます。

Is this once per ride, or unlimited?

「これは1回だけですか、それとも何度でも使えますか」という意味です。

持ち込み禁止物の遊園地の英語|公式リストに並ぶ prohibited items

入口の手荷物検査で止められる理由は、公式サイトに全部書いてあります。

見出しは Prohibited Items です。

禁止物リストの読み方

ウォルト・ディズニー・ワールドの Park Rules には、持ち込めないものが箇条書きで並びます。

  • Selfie sticks, hand-held extension poles for cameras or mobile devices, flags and banners(自撮り棒・カメラや携帯の伸ばす棒・旗・横断幕)
  • Recreational devices such as drones, remote-control toys, skateboards, scooters, inline skates or shoes with built-in wheels(ドローン・ラジコン・スケートボード・キックボード・車輪付きの靴)
  • Glass containers (excluding small containers such as baby food jars)(ガラス容器。離乳食の小瓶などは例外)
  • Horns, whistles, large megaphones or artificial noise makers(ラッパ・笛・大きなメガホン・音を出す道具)
  • Wagons / Stroller wagons(ワゴン型のベビーカー)

Suitcases, bags, coolers or backpacks…larger than 24″ long x 15″ wide x 18″ high…are not allowed

24インチ×15インチ×18インチを超えるスーツケース・カバン・クーラーボックス・リュックは入れません。

「Costumes may not be worn in our theme parks, water parks or ESPN Wide World of Sports Complex by Guests ages 14 or older」で、14歳以上は仮装で入れません。

「Proper attire, including shoes and shirts, must be worn at all times.」も並び、靴とシャツは常時必要です。

attire は「服装」という意味で、園の規定ではこの語が使われます。

ロッカーを探す一言

locker の語義は3個で、英語辞典の語義は「a cupboard, often tall and made of metal, in which you can keep your possessions, and leave them for a period of time」です。

窓口では Where are the lockers? の1文で足ります。

荷物そのものを人に預けたいときの言い方は、荷物を預かってもらえますかの英語の記事で数えています。↓

相手が言ってくる遊園地の英語|返ってくる文と、聞き取れないときの逃げ方

園内で聞き取れないと困るのは、係員から一方的に飛んでくる言葉です。

warning の語義は7個で、英語辞典の1つめが「something that makes you understand there is a possible danger or problem, especially one in the future」です。

advisory の語義は4個で、名詞の語義が「an official announcement that contains advice, information, or a warning」です。

身長が足りずに断られたときのために、ウォルト・ディズニー・ワールドには Rider Switch という仕組みがあります。

With Rider Switch, Guests take turns experiencing an attraction. One party waits outside the queue while the remainder of their party waits in the queue.

公式ページには「a maximum of two (2) people riding next」という条件も書かれていて、次に乗れるのは2人までです。

エフテリングでは同じ仕組みが Baby Switch という名前で、アトラクションの条件欄に「Attraction with Baby Switch」と出ます。

Rider Switch と Baby Switch は同じ仕組みの別名です。

聞き取れなかったときの逃げ方は1つで足ります。

Sorry, could you say that again?

それでも分からないときは、Can you show me? と言って指さしてもらいます。

遊園地の英語でやりがちな取り違え|carousel と merry-go-round の呼び分け

回転木馬には、英語で2つの呼び方があります。

carousel の語義は5個で、英語辞典に3個、American Dictionary に2個です。

英語辞典の1つめが「a large machine at a fair that turns round and has wooden or plastic animals or vehicles on which children ride」です。

2つめが問題で、「a continuous moving strip on which passengers’ bags are put for collection in an airport」です。

merry-go-round の語義は4個で、英語辞典に3個、American Dictionary に1個です。

1つめは carousel とほぼ同じ説明ですが、2つめが「a flat, round piece of equipment in play areas on which children sit or stand and are pushed round and round」です。

American Dictionary は carousel を「a merry-go-round」と一語で言い換えています。

米国では両方通じ、英国では carousel のほうが park の遊具と混ざりません。

遊園地の英語についてよくある質問

辞書と公式ページを読んでいて、線引きが分かりにくかったところをまとめます。

遊園地はamusement parkとtheme parkのどちらですか

常設の園なら theme park が語義に合います。

theme park の語義には permanent という条件が入っていて、amusement park の語義には入っていないからです。

ただし英語辞典は amusement park を「a theme park」と説明しているので、どちらで言っても通じます。

ジェットコースターは英語で何と言いますか

roller coaster です。

jet coaster という語は Cambridge Dictionary に見出しがありません。

roller coaster の語義は3個で、乗り物としての語義は American Dictionary の側に載っています。

列に並ぶときはqueueとlineのどちらを使いますか

英国なら queue、米国なら line が自然です。

queue の語義は13個、line の語義は74個で、line は列以外の意味が圧倒的に多い語です。

ただしユニバーサル・オーランドの公式説明のように、専用レーンを queue、普通の行列を line と呼び分ける書き方もあります。

身長制限はどこを見れば確実ですか

各アトラクションの公式ページを開いて確かめます。

エフテリングはメートル、ブッシュガーデン・ウィリアムズバーグはインチで、乗り物ごとに数字が出ています。

ひとりで乗る場合と大人と乗る場合で数字が分かれている乗り物もあるので、to ride alone と to ride with a companion の2語を見落とさないようにします。

Express Passを買えば全部並ばずに済みますか

券の種類によります。

ユニバーサル・オーランドの公式説明では、Express Pass が once per ride、Express Unlimited が as many times as you want です。

どちらも入園料は別で、公式ページに All passes require separate theme park admission. と明記されています。

覚えて帰る1文|遊園地の英語を決めるのは単語ではなく動作

遊園地で口から出す英語は How long is the wait? の1文で足ります。

子ども連れなら Is there a height requirement for this ride? を足します。

乗りたいなら ride、並びたいなら queue か line、払いたいなら admission です。

乗り込むなら board、安全バーを確かめるなら harness、預けたいなら locker です。

列を短くしたいなら pass と express、返してほしいなら refund です。

次にやりたい動作から語を引くと、園内の表示は急に読めるようになります。

この記事で数えた語と語義の数

Cambridge Dictionary で実際に引いて数えた語義の数を並べます。

  • amusement park 2個/theme park 2個/fairground 1個/fair 38個/park 13個
  • ride 20個/attraction 7個/roller coaster 3個/Ferris wheel 2個/carousel 5個/merry-go-round 4個/parade 9個
  • ticket 16個/admission 12個/wristband 3個/refund 5個/locker 3個
  • queue 13個/line 74個/wait 6個/pass 53個/express 23個
  • height 11個/restriction 4個/requirement 5個/board 40個/harness 6個/thrill 3個/warning 7個/advisory 4個

なお single rider は Cambridge Dictionary に見出しが立っていませんでした。

園の公式ページには出てくる言い方ですが、辞書に無いので語義の数は数えていません。

あわせて読みたい記事として、園を出たあとの申し込みと集合の言い方は、現地ツアーの申し込みと集合の1文の記事で数えています。↓

参考文献

Let's share this post !

Author of this article

Comments

To comment

TOC